通算2度目となる最優秀賞を受賞

当社が色彩計画を担当した国分寺市新庁舎が、環境色彩コンペティション「グッド・ペインティング・カラー」(主催:日本塗料工業会・日本塗料商業組合)にて最優秀賞を受賞しました。
当社としては2度目の最優秀賞、5年ぶりとなる受賞です。

国分寺市庁舎の建替において、色彩計画を通して周辺環境との調和を図り、シビックプライドの醸成を目指しました。
主なポイントは以下のとおりです。

【 地域の風景と文化に寄り添うカラースキム 】
カラーコンセプトは「武蔵野台地が生み出す木漏れ日グリーン」。
武蔵野台地に根を張り大きく育った木々をモチーフに、暖色系のグラデーションと緑陰をイメージした落ち着きの感じられる低彩度の配色を行いました。
建築のファサードデザインに合わせ、国指定史跡である東山道武蔵路側「カルチャーフロント」と、都立武蔵国分寺公園 側「パークフロント」で、ふたつの表情を美しく切り替えることで、公共建築としての佇まいを整えました。

【 小中学生とともにみんなでつくる庁舎 】
本プロジェクトでは、地域の将来を担う小中学生と一緒に参加型ワークショップを行い、色を学び、まちを歩き、色彩に触れながら、庁舎にふさわしい色とは何かを探求しました。
好きな色を選ぶのではなく、景観を支える色とにぎわいをつくる色という専門的な視点を共有し、子どもたちのアイデアと専門家の知見を重ねながら、計画を磨き上げました。

【 地域の文化を彩る会議室 】
約三百年前から循環型農業が培われてきた国分寺では、野菜・果物・花・植木など、名水百選の水と大地が育む地場産農畜産物を「こくベジ」と呼んでいます。
庁舎内の会議室12部屋のカラースキムを検討するにあたり、それぞれ1月から12月の季節の野菜の彩りをグラフィックデザインと共に展開しました。

今回の受賞を受け、展示やセミナーなど、色彩計画の背景をより深く伝える機会を準備しています。

お問い合わせ
株式会社コトナ
担当:井上
hinako@cotona.net

COTONAについて
COTONA Inc.は、建築・インテリア・ランドスケープを一体的に監修し、全国で分譲マンションやブランド監修を多数手がけるクリエイティブカンパニーです。
日本の風土や文化に根差した色彩・素材使いにより、上質な体験を生み出しています。


国分寺市新庁舎
2024年 国分寺市
業務内容:外装色彩計画、ワークショップ企画運営、グラフィックデザイン
事業者:国分寺市
設計・施工:株式会社竹中工務店
敷地面積:12,623.72㎡
延べ床面積:21,786.89㎡
階数:地上5階・地下1階
写真:川澄・小林研二写真事務所

地域の人々が憩う「開かれたマチカド」

弊社が株式会社南條設計室と共にデザイン監修を担当した集合住宅「オアーゼ新宿西落合レジデンス」が竣工しました。

計画地は、交通量の多い道路と生活道路の交差点となっており、商業・共同住宅の複合施設としてデザインしました。
商業の入る2階ファサードには帯状に白く抽象的なボリュームを設け、立面の分節化を図ると共に交差点としてのランドマーク性を与えています。
沿道部をオープンスペースとして開放し、豊かな緑と円形のベンチを配置することで、人々が気軽に立ち止まれる「止まり木」のような空間を目指した。


2022年 新宿区
業務内容:色彩設計・インテリアデザイン
事業者:株式会社丸仁ホールディングス
設計監理:大和ハウス工業株式会社
デザイン監修:株式会社南條設計室・株式会社コトナ

地域の歴史と文化を織りなす集合住宅

弊社が有限会社クリマと共にデザイン監修を担当した集合住宅「コンフォリア東上野」が竣工しました。

計画地周辺は、かつて徳川幕府により多くの寺院が集められたことで、仏壇・仏具などの職人が多く集まるようになり、現在でも神仏具の専門店が多く軒を連ねています。
素材・色彩の選定においては、仏具の配色をモチーフに特注ブロンズ色のカラーステンレスを採用したほか、職人の手仕事による錫箔の唐紙を適所に用いるなど、歴史と文化を感じさせるしつらいを行なっています。


2024年 台東区
業務内容:色彩設計・インテリアデザイン
事業者:東急不動産株式会社
設計監理:株式会社デザインネットワークス
デザイン監修:有限会社クリマ・株式会社コトナ
家具:株式会社ようび・株式会社WRIGHT

日本の匠の技が織りなすここちいい体験

弊社が総合ディレクションを担当した、コスメブランド「COCOCHI」のフラッグシップストアが表参道にオープンします。

施設の全体企画から、体験プログラム開発・インテリア・グラフィック・ディスプレイデザインに至るまで、トータルディレクションを担当しました。
スキンケア全製品のタッチアップができるスキンケアストアをはじめ、日本の文化を色濃く表すお茶を中心に、季節の甘味を愉しみながら、カラダの内側から抗糖化を意識するティーハウス。さらに、心からリラックスすることにより、自分自身の心地よさに向き合うことのできるラウンジと、COCOCHIの想いを五感を通して体感することのできる、ブランドのフラッグシップストアが誕生しました。
<触れる・食べる・感じる>、異なる3つの空間を複層的に体感できるそれぞれの空間には、細部までこだわり抜いた日本の素材や匠の技が散りばめられています。

「COCOCHI OMOTESANDO」
オープン日:4月12日(金)
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-4-8 

里山カラーで環境と調和する

弊社がファサードデザインと色彩設計を担当した、「グレーシア横浜十日市場」が竣工しました。

駅近にありながらも里山が徒歩圏にあるマンションであることから、都市的な洗練と自然との調和を実現したいと考えました。
近隣の里山(新治の森)で自然の草花や土から抽出した色で オリジナルのカラーレシピを開発し、ファサードに展開しています。
駅から歩みを進めるごとに、色彩が感じられるよう「遠景・中景・近景」それぞれにおいて注意深く色彩設計を行いました。


2021年 横浜市
業務内容:ファサードデザイン・色彩設計
総戸数:256戸
事業者:相鉄不動産(株)・伊藤忠都市開発(株)
設計監理:(株)東急設計コンサルタント